TVゲーム開発費の高騰|TVゲーム業界自体が抱える問題について紹介し、その解決策についても触れていきます。

ゲームの開発にかかる費用と手間

プレイヤーにとってはわかりづらいものですが、ゲーム開発費はしばしば高騰します。20049月に発売された「Destiny」は開発費500億円以上かかっています。ゲームの開発費はどうしてそんなにかかるのでしょうか。

ゲーム開発費の内訳

サイバーステップ社が、コンシューマーゲーム向けのゲーム開発資金調達の際に明かした内訳があります。それによると、

となっています。人件費の割合が高くなっています。おわかりの方もいるかとは思うのですが、ゲームには基本的には人件費がすべてと言ってもいいくらいです。

昔はどうだったのか

ドラクエは現在11まで出ているのですが、ドラクエ111と開発の観点から比較してみましょう。

ドラクエ1は、15人で5ヶ月かけて完成しました。容量は64kbです。開発費は明らかにはなっていませんが、ファミコンソフトの平均的な開発費は1,000万円と言われています。

一方、11は、メインスタッフが21人(外注したり、実際に手を動かしたひとを計算に入れると最低でも数百人)で、2年以上かけて完成したようです。10の発売後から開発がスタートしたと家庭した場合は、実に6年以上となります。容量は40GB1から比べると625,000倍の計算になります。開発費に関しては32億円とのことです。

現在ではゲームには、グラフィックスや規模がかなり求められています。グラフィックスの作り込みや規模はそのまま開発人数に直結します。開発費のかなりの部分が人件費にあてられるので、その費用も高騰しようというものです。ただ、残念なことに、グラフィックスや規模がゲームの面白さに直結しているわけではないのですけどね。

今話題のカジノスロットにも多くのスタッフの手間が

太っ腹なカジノボーナスが人気のバロメーターとなることの多いオンラインカジノにおいても多くのゲームを楽しむことができます。もちろん各ゲームはゲーム開発会社で多くのスタッフの手により一つ一つ手作りされています。費用がかかったからといって、時間がかかったからと言ってヒットするとは限らないのですが、やはり凝った構成になっているゲームは面白くどんどん進化していくスロットを目の当たりにするのは楽しいものです。